ポルシェ 964RS
まさに理想の車!
以前から素晴らしい車との噂は聞いていたが、
乗る機会に恵まれなかった964RS。
以前インテグラーレを所有されていたお客さんが、
今回RSを購入されようやく試乗する機会に恵まれた。
「ドイツ車は嫌いなので、ポルシェも絶対買わない!」
と言っていたオーナーだが、
一度乗る機会があり一目惚れしたらしいのだが、
十分その気持ちも理解できる。
ノーマルは何度か乗ったことがあるのだが、
まず伝わってくるオーラが別物。
適度に落とされた車高は、クリアランスを確保すべく、
メーカー出荷時点でフェンダーの耳が折り返されている。
軽量化のためにルームランプすらなく、
ドアオープナーもベルトいう演出もその気にさせる。
街乗りにはきついと聞いていた
ノーマルと比べれば締め上げられた脚も、
強固なボディーのお陰で、
自分にはまったく苦痛ではなく、むしろ心地よい。
エンジンもROMをいじってあるらしく、
とても気持ちよく吹け上がってゆく。
ブレーキも言うに及ばず、
もう15年も前の車だが、
スポーツドライビングをするさいに必要なことは、
全てにおいて現在でも一級品のドライビングプレジャーを提供してくれる。
強いて言えばペダルがオルガン式なのと、
センターオフセットの4本スポークステアリングが
気にはなるが、たいした問題ではない気がする。
デルタならセントラルサーキットでも充分楽しめるが、
RSを本気で楽しみたいなら、
やはり鈴鹿サーキットで走らせてみたいと感じた。
簡単に手が届かないから理想の車。
でも金銭的に余裕が有れば絶対に購入しているだろうなあ・・・。
お知らせ
コルソマルケホームページは引っ越しました。
よろしければ一度お立ち寄りください。
corsomarche.com