ユーロカップ

去る５月２７日にセントラルサーキットで開催された
ユーロカップのランチアチャンピオンレースで
久々に優勝させていただいた。
予選は同じチームのデルタが１分３１秒台！という
素晴らしいタイムをたたき出しポールポジションと獲ったのだが、
決勝でのアクシデントなどあり「棚からぼた餅」なのだが、
ポディウムの真ん中に立てるのはやはり嬉しい。

レースは５カテゴリーの混走で総合では２位だったのだが、
ポルシェやＭ３には勝てたが旧ビートルには負けるという
参加していた人には理解できるが、
聞いただけだと理解できない不思議なレース。
ランチアチャンピオンレースは９台の参加で、
ウチからは８台がエントリー。
もう１台も勝手知ったる友人なので、
全員が手の内を知り尽くしている。
知り尽くしているからこその駆け引きがとても面白い。

今回９台のデルタの中、８台はＥＶＯで唯一自分だけが１６Ｖなのだが、
他のデルタに比べパワーを上げていることもあり、
なんとか勝てたのだが、最近はその１６Ｖのバランスに不安を感じている。
「ＥＶＯに乗り換えたら？」などの声も頂いたが、
ドライバーとしての速さの追求よりも、
修理屋としてこの１６Ｖを何処まで改善できるかを試していきたい。
あっ、くれぐれも言いますがウチは修理屋であって、
レース屋でもチューニング屋でもありませんから。

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