ランチアデルタチャンピオンシップinFSW

corsoueda2011-03-07

前回、告知していた、
ランチアデルタチャンピオンシップが、
開催され、様々な課題も残ったが、
まずは結果報告を。


富士スピードウェイは自分として、
初めてのコースなので事前に、
様々の車載映像やグランツーリスモなどで、
予習を行い、レイアウトやイメージを頭に入れ、
当日の練習走行で現実とバーチャルの、
摺り合わせをしていったのだが、
これは効果絶大で初コースでも
そんなに躊躇無く走ることが出来た。

ただコースインしてすぐにグランツーリスモと、
同じ所でコースアウトしたときには苦笑してしまった。
それでも予選でアルファチャレンジのトップカテゴリー、
SRクラスのトップクラスのタイムと同じぐらいの、
2分フラットを出してマークしていた、
速いデルタ達のリタイヤもあり、
ポールポジションを獲ることが出来た。
自分の予想では2分2〜3秒ぐらいと想定していたのと、
初めてのコースは苦手だというトラウマから解放され、
とても満足のゆく結果だった。

決勝はスタートをミスし、
2位のチームメイトに抜かれたのだが、
スタート直後1コーナー進入で、
チームメイトと3位のデルタが、
接触しこの2台がリタイヤとなり、
トップに戻ることとなってそのままチェッカーを受け、
優勝させてもらったのだが、スッキリとしないレースだった。
そんな中、ウチのパーツを購入していただいていた方達と、
初めてお話しできたり、その方が入賞され、
シャンパンファイトをしたりと嬉しいこともあった。

(Sさん画像ありがとうございました!)



最初に書いた課題だが傾向として関東の方達の大半は、
メインフィールドがショートサーキットということもあり、
クルマもドライバーも富士の様なハイスピードコースを、
全ての方達ではないが不慣れな印象をもった。
逆に関西の方達は自分も含めフルサーキットでの、
グリッドスタートに慣れている分、
譲ってくれているだろう的な、
自分勝手でマナーが悪くなっている傾向があり、
この温度差が30台のエントリーがあったにも関わらず、
トラブルやアクシデントで決勝でゴールしたのは半分という、
散々な結果を招いてしまったように考える。


毎週のように各地でサーキットイベントが開催され、
気軽にサーキットを走れ、
モータースポーツはその気さえあれば、
とても身近なモノにはなったが、
ヘルメットを被って行うスポーツは、
なめてかかれば生命のリスクもある事だという意識を、
しっかりと持ち続けていなければならないと思う。
自分も今回からハンスを使い始めたのだが、
安全装備品は特に予算の許す限り、
ちゃんとしたモノを使用して欲しい。


クルマを速くして行くことはとても楽しいが、
デルタの様に古いクルマであればなおさら、
速くする以上に基本的なメンテナンスを、
しっかりと行うことがとても重要で、
それが人にも迷惑を掛けず、
自分も怪我もせずモータースポーツを楽しみ、
今日も1日楽しかったと言える第一歩だと思う。
改めてそんなことを考える富士遠征だった。

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