ランチア デルタ 販売予定パーツ

corsoueda2009-12-02

何点か紹介すると、
まずはA/Cエバポレーター。
A/Cコンデンサーは、
お陰様で大好評をいただき、
2匹目のドジョウではないが、
エバポレーターも国産の、
高効率コアを使用し製作してみた。
エバポレーターとは冷媒ガスがこの部品のなかで気化し、
コアが冷却され風がここを通過し冷たい風になるというモノだ。
ただ、コレを交換するにはエアコンユニットケースを、
取り外さないと作業できないので、
そのためだけの作業だと工賃が嵩んでしまうので、
他の作業があるときに同時交換をお薦めする。
季節も季節なので今交換しても効果はわからないだろう・・・。



2つめはオルタネーター。
オルタネーターとは発電機だが、
コレも国産のモノを加工しているのだが、
アイドリング時の充電特性が純正品よりも高く、
サイズも小さく、重量も軽くなる、エンジン負荷も小さくできる。
出力は純正が780Wに対し600Wと少なくしたが、
デルタはバッテリーも小さく、
よほどナビや大出力のオーディオなどを使用してなければ、
まずは問題ないだろうが、今後テストしてゆくつもりだ。

          オリジナルオルタネーター

          純正オルタネーター
まあどちらかと言えばサーキット仕様の、
快適装備を減らしたデルタ向けではある。
要するに自分のデルタに付けたかっただけの話だが・・・。


3つめは後ろのパラレルリンク。

コレも自分で試してみたかっただけなのだが、
後ろの前後を繋ぐロッドは社外品などで、
強化ブッシュが供給されているが、
左右を繋ぐパラレルリンクはリンクアッセンブリーで、
ブッシュのみの供給はなく、
大概のデルタは新車時からのラバーブッシュのままだ。

左がオリジナルピロ仕様  右が純正
今回製作したモノはピロを使用しロッドはメッキ加工で、
錆にも強く、ターンバックルにしてあるので、
アライメント調整も可能なのだが、
リンクを取り付ける純正デフキャリアがプレスのスチール板を、
溶接して組み上げたモノなので、あまり強度がなく、
ピロにすると破損する可能性があり、
デフガードなどの補強部品との併用となるだろう。
それと純正品はブレーキのプロポーショニングバルブの、
リンクも兼ねているのでブレーキバランサーを取り付けた車両にはいいが、
純正配管のデルタはどうするか今後の課題ではある。


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