ランチア デルタEvo2 接触不良

corsoueda2010-04-04

クラッチレリーズが、
抜けてしまったデルタを、
修理に持ってこられた、
オーナーを、その友人が、
デルタで迎えに来られた。
その数時間後その友人のデルタも、
高速道路で加速時突然エンジンストールしてしまい、
再始動出来ず、JAFで運ばれ仲良く入院となった。


入庫後、まずクランキングをすると、
圧縮はしっかりある音なので、
タイミングベルトのトラブルではないのを確認。
キーONでメーター内のインジェクションランプが、
点灯しないのでエンジンECUに、
電源が来ていないと推測し、
エンジンルーム内のメインリレーとヒューズを、
確認すると案の定ヒューズが溶けかけていて、
接触不良を起こしていた。

ヒューズを交換するとあっけなくエンジンは始動し、
ヒューズホルダーを修理し、
仲良く夕方には2台とも退院となった。


このメインリレーはECUからの信号を受け、
フューエルポンプやイグニッションコイルなどに、
電源を供給するものでEvo2だけに使用されている。
このリレー自体のトラブルもたまにあるが、
ヒューズのトラブルの方が事例は多い。

接触不良を起こすと少ない接点で電流を流さなければならないので、
熱を持ち、更に接点が焼けるという悪循環になってしまう。
簡単に点検できるのでEvo2オーナーは、
ヒューズを抜いてみて、接点やヒューズが焼けているようなら、
磨いたりしてヒューズを交換した方が良い。

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