ルノー エスパス
以前に紹介した、
ランチア・ゼータや、
トヨタ・エスティマなど、
モノスペースの先駆者、
ルノー・エスパス。
現行型は4代目になり、
先代、先々代型は個人的に2度ほど買いかけたが、
結局は縁がなく、所有することはなかった。
しかし、未だに気になる1台ではある。
入庫してきたこの現行エスパスは、
ちょっとした板金作業で、3分割になっている、
Rr.バンパーの黒地無塗装部の右側を、
こすったので交換となったのだが、
当然、部品は国内に在庫はなかった。
待つこと2ヶ月ようやく入荷し開封してみると、
その部品は無塗装ではなくサフ仕上げで、
色は全く違い、塗装前提の仕様になっていた。
そこでメーカーに確認を取ると、現在そのタイプしか、
供給されていないとのことだった。
まだ7年しか経っていないのに・・・。
結局、その1ヶ所のためにFr.バンパー、グリル、ドアモールと、
グルリ1周を全てを塗装することになった。
今回は保険を使っての作業だったのだが、
自腹で支払うとなると、ぞっとする金額になる。
まあ、保険会社もよく認めてくれたモノだ。
外注先の板金屋さんの話だと、
バンパーモールは普通クリップなどで固定されているモノだが、
このエスパスはリベットでの固定されており、
取り外すにも苦労したそうだ。
その他A/Cコンプレッサーの添加剤を充填することも、
同時に依頼されていたのだが、
A/Cのコントロールパネルが見あたらない・・・。
まさかドアに付いているとは思いもしなかった・・・。
A/Cを作動させ、ガスのメーターを接続しようとするが、
いくら探しても高圧用の接続しかない・・・。
普通なら低圧、高圧の2種類の接続する箇所があり、
形状を変え、誤接続をできないようになっている。
そしてガスの充填は通常、低圧側から行いのだが、
このエスパスには低圧が見あたらないので、
高圧側に接続してみると明らかに数値は低圧。
なので高圧側(低圧?)から添加剤を充填した。
ルノーは乗るには良いクルマだと思う。
しかし以前に記載したカングーもだが、
整備する人間からは設計者の意図が、
理解できないようなことが多い・・・。
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