ホンダ シビック TYPE R

corsoueda2010-04-24

ブログのネタ切れ。
というわけではないのだが、
デビュー当時から、
ずっと気になっていた、
シビックTYPE R(FD2)を、
ディーラーさんが用意してくれ、
今更ながら試乗することができた。


歴代のシビックや、インテグラ、NSXなどの、
トップスポーツモデルに冠せられた、
「TYPE R」のエンブレムは、
乗ってみると、なるほど伊達ではなく、
エンジンマウントも固めてあるのか、
アイドリングから現代の国産セダンとは思えない、
バイブレーションをステアリングに伝えてくる。

脚回りも噂どおり、しっかり締め込んであり、
明らかにサーキットで速く走ることを、
ターゲットに定めている、このセッティングは、
街中で路面の悪いところでは閉口する。
(特に後部座席のピッチングはキビシイ・・・。)
しかし、それなりのペース以上で、
それなりの運転をしてやると、
クルマがしっかりと反応し、
とても気持ちよく走れる。

エンジンは以前のVTECに比べると、
低回転から乗りやすくなったかわりに、
高回転でのパンチが薄らいだような印象を受けた。
S2000などは低回転と高回転でハッキリと、
特性が変わっていた様な気がする。
個人的な意見だがストックのホンダエンジンは良く回るが、
決して回りたがるエンジンではないような気がするのだが・・・。
エンジンの音質も意見の分かれるところだが、
遮音材も省いてあることからエンジンが存在を、
室内までしっかり主張してくる。

誰にでも動かすことはできるクルマだが、
ちゃんと走らせてやるには、それなりの腕が必要で、
良く言えばポルシェの様に運転の上手い下手が、
ハッキリと出てしまうので挑戦のし甲斐のあるクルマだと思う。
こんな時代に良い意味でこんな「がさつ」なクルマ造って販売した、
ホンダというメーカーに拍手を送りたい。


さらに突き詰めた「MUGEN RR」というモデルが、
限定300台で無限から販売されていたのだが、
これまたすごいモデルである。


残念ながら、こんなFD2TYPE Rも、
今年の5月に最終オーダーが締め切られ、
8月には生産を終了するらしい。
TYPE R EUROというモデルが限定で販売されてはいるが、
本気で速く走るための「TYPE R」は、
これが最後のモデルになるかも知れない。


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