プジョー206

corsoueda2007-07-20

ウチではまだ新しい車の印象があるが、
気づけば日本デビューが99年なのでもう8年も経っているし、
207もデビューし型遅れになってしまった206。
306などと比べて「フランス車」の乗り味は薄くなったが、
長時間乗っていると「あぁ、フランス車っぽいなあ。」と感じさせる。
イタリア車の様にエンジンが官能的だったりとか、わかりやすいものではなく、
フランス映画のように何回も観て良さがわかったりと、
フランス車は永く付き合ってみるとその良さがしみじみと伝わってくるモノが多い。
そんなプジョーシトロエンルノーなどによく搭載されている、
オートマチックトランスミッション、AL4。
このミッションがあまり賢くない・・・。
シフトのスケジュールなどが日本の交通事情にあってないのか、
お世辞にもスムーズとは言えない。耐久性にも不安が残る。
そこでお奨めしたいのがATF(オートマチックトランスミッションフルード)の交換。
ZF社製などのオートマチックトランスミッションも同様に、
2万Kmごとぐらいで交換してあげればトラブルはかなり予防できる。
AL4などは新車から2万Kmほどの車でも、ATFを抜いてみると、
モリブデンの添加剤でも入っているかのように汚れている。
最近はミッションにオイルレベルゲージが無く、
テスター(スキャナー)を接続し、油温を見ながら規定量を確認するタイプが多いので、
交換するなら、テスターなどを完備している整備工場での交換をお奨めする。
ATFも本来、純正指定品を使わないといけないのだろうが、
ウチではあえて違うメーカーのモノを使用している。
経験上その方が劣化も遅く、シフトショックなども少なくなり快適になるからだ。
長期間交換していない車は交換後、スラッジがバルブボディーに詰まったりと
却ってトラブルになったりするリスクはあるが、
交換したことのない方は、体感できるほど改善されるので、
一度交換してみる価値はあると思います。

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