キャブもやっぱり奥が深い

corsoueda2011-09-11

ここ1ヶ月ほど、
頭を悩ませていた3台が、
ようやく作業の目処がつき、
やっと一息という所なのだが、
来週末はユーロカップがあり、
ウチの16Vは準備も出来ていない。

その3台とは下の画像にある下記3台である。
アルファロメオ75TURBO Evo
アルファロメオ2000GTV
アルピーヌA110

2000GTVはエンジン不調と言うことで、
キャブのオーバーホールと調整で治ると、
軽く考えていたのだが、それだけでは調子は出せず、
順番は前後するが圧縮を計測すると、まあ許容範囲。
次に点火系を確認すると、
ポイントギャップ、点火時期、プラグコードにも、
不具合があり、そのあたりを改善し、
今度こそと思いキャブを弄るが、
多少の改善にはなったが本調子ではない。

その後タペットクリアランスをチェックすると、
全体的に詰まり気味で、そこも調整し、
キャブ調整に入るがやはり本調子は出ない。

最近はキャブを弄る機会も少なくなり、
自分の感覚が鈍ってきているのかとも思うが、
ここまでキャブで苦労した記憶はない。
調子の出やすい、出にくい個体差というのは、
確かに経験からある事はわかっているのだが・・・。

そこで自分の古巣でもあり、
アルファロメオスペシャルショップ、
ホリイトレーディングさんを始め、
あらゆるスペシャリストに相談しつつ、
試行錯誤し、ようやく納得の行く結果が出せた。
オーナーにも「調子が戻り、良くなりました。」
との声を聞け、ホッとすることが出来た。

後日談でホリイさん所の不調病が伝染したのか、
苦労されているらしい・・・。

しかし、ホッとしたのもつかの間、
お家芸であるデルタでも久々に頭を悩ませる、
症状のデルタが入庫してきた。

週末のユーロカップに参戦出来るのだろうか?


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