シリンダーヘッドオーバーホール

corsoueda2006-11-12

一ヶ月ほど前から作業をしているデルタのヘッドが完成した。
と言っても全てが完成したわけではなく、
ヘッド自体の作業が完成しただけだが、
なかなかの出来と自負している。
一言でヘッドオーバーホールと言っても作業内容は様々で、
今回はバルブガイドの打ち換えやシートカットは
ガタも許容範囲なので省いたが、
ポートの加工、修正面研、燃焼室及びピストンヘッドのヒートスポット修正、
タペットクリアランス調整、バルブ摺り合わせ、サーモスタット加工等々
書き出したらキリがないが、基本的なことは全てやった。
あとは元通り組んで行くだけだが、何回やってもエンジンに火が入るまで不安は残る。
プロとしては当然だが、「調子が良くなった。」と聞くとやはり嬉しい。
その言葉を聞けるときがこの仕事をしていて至福の時かも知れない。
今週末はデルタカップ終戦なので実際に火が入るのは来週になると思うが、
今から楽しみである。


コルソマルケホームページは引っ越しました。
よろしければ一度お立ち寄りください。
corsomarche.com