アルファロメオ 156 #2 O2センサー

corsoueda2009-02-19

元々はエンジン不調で入庫したのだが、
スキャナーで診断してみると、
エラーコードはO2(ラムダ)センサーばかり。
156初期型のO2センサーは1個だったのだが、
ヨーロッパの排ガス規制「ユーロ4」に適合させるためか、
4個になり、この156も4個のタイプだった。
O2センサーのトラブルは結構起こるのだが、
今回エラーコードは4個共に拾っていた。
同時に4個が故障しているとは考えにくく、
センサー自体のトラブルではないだろうとの判断で、
今回は交換を見合わせた。(部品も高価なので)
交換前にまずはカプラーの接触不良、
センサー部の汚れなどを確認し、清掃することから始めるのが、
ウチでは常套手段としている。
この方法で完治する車両も多い。


O2センサーとはエキゾーストパイプに装着され、
排気ガス中の酸素濃度を拾うことで起電力をし、
その電圧変化を信号としてエンジンコンピューターが、
燃焼状態を把握し、フィードバックさせてゆく物だが、
プラチナなどのレアメタルを使用するので高価になる。
精密なセンサーなので故障してなくても、
エラーを拾いやすく、車種を問わずエラーコードの出現率はNo.1である。

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