ランチア テーマワゴン 水漏れ
先々月に車検整備で、
タイミングベルト、
ウォーターポンプ、
ホース類なども交換し、
当分は安心して乗れるだろうと、
思っていた矢先、
冷却水が漏れ出したとのことで、
入庫してきたテーマワゴン。
セダンにはフェラーリエンジンを積んだ、
8・32を筆頭に数種類のエンジンを選べたが、
ワゴンで正規輸入されたのはアルファロメオ製の、
シングルカム3リッターV6のみになる。
水漏れはバルクヘッド付近からうっすらと湯気が上がり、
下からもポタポタと漏れ始めていた。
同じテーマでも4気筒モデルは作業性も悪くないが、
6気筒以上はどうも整備性が良くなく、
エアコンユニットの取り外しなど、
余り隙間が無く割れたりしないように気を遣う。
同じモノコックを使用したアルファロメオ164なども、
ちょくちょくあるトラブルだが原因はヒーターコアであった。
さっそく部品を注文すると案の定「生産中止」「国内欠品」。
そこでヒーターコアを製作し無事、修理完了。
(写りが悪いが左が取り外したモノで右が製作したモノ)
恐らくこうなると思っていたが、
生産終了後せめて20年ぐらいは、
メーカーが部品を在庫していてくれたらと、いつも思う。
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