ランチア デルタ エンジントラブル #2

corsoueda2009-06-20

シリンダーには対角に、
(前回の画像参照)
傷が入っていたのだが、
傷の位置からして、
ピストンピンが、
抜けてシリンダーと、
接触したと考えた。


オイルパンを外し、
3番ピストンを抜いてみると、
ピストンリングのトップはともかく、
セカンドリングは縮んだ状態で固着し、
オイルリングは熱で溶け、
完全に破断されていた。

ノッキングやデトネーションを起こしていたとしても、
ピストンヘッドからなら理解できるが、
ピストンピン付近から溶解し始めている理解できない。
おまけにピストンピンをロックさせているピンは、
かろうじて残っており、抜けてまた戻ったのだろうか?
自分なりに原因追及するつもりだが、
勉強不足が身に染みる・・・。


今回は結局オーバーホールではなく、
中古エンジンの載せ替えとなるのだが、
このEvoのエンジンを降ろしたついでに、
自分の16Vもエンジンを降ろした。

というのも3月のユーロカップで、
エンジン本体にトラブルが出たためで、
今まで一度もヘッドすらめくっていなかったのだが、
今回ようやく重い腰を上げ、
エンジンを見直すことにした。
どんなエンジンにするかはお楽しみ。


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