ランチアデルタ アルミラジエーター 

corsoueda2011-04-20

何年も前から、
販売していたのに、
何故かホームページに、
アップするのを、
忘れていた、
オリジナルの、
アルミラジエーター。

A/Cコンデンサーと同じく、
国産のコアを使用し製作した物だが、
サイドタンクもアルミで、
重量を純正品の5.4Kgから3.3Kgと、
約2Kgの軽量化ができる。
冷却水容量も純正品より200cc増え、
重量は若干増えてしまうが、
トータルで考えると、
鼻先の重いデルタのフロント軽量化には、
少しではあるが貢献できる。

肝心の冷却効果は、
ウチの16Vのはスタンダードの2層コアではなく、
3層コアのモノを使用しているが、
気温30℃以上の真夏のサーキットでも、
水温は80℃を少し越えたところで安定している。
使用用途によっては真鍮製の方が良い場合もあるが、
街乗りメインでも全く問題はない。

スタンダードは純正同等サイズなので、
そのまま交換可能であるが、
3層コアにすると厚みが増えるので、
A/Cコンデンサーは取り付け出来ず、
サーキット仕様などの限定した使い方になり、
取り付けにも加工が必要になったりするが、
形状も含めワンオフでも製作可能である。
価格はスタンダードで81900円(税込み)
通販も可能。

ラジエーター交換の際、
同時に交換をお薦めしているのが、
ラジエーターホースセット。

特にアッパーホースはエンジンから出てきた、
熱い冷却水が流れるので劣化しやすく、
脱着時に硬化していると裂けたり、
水漏れの原因になりやすい。
ウチでよく使用しているのは、
社外品のシリコンラジエーターホース。
13650円(税込み)と比較的安く、
品質的にも問題ない。

ラジエーターホース交換の際、
オーナーの同意を得て、
大半外してしまうのがこのセンサー。

オーバーヒートスイッチと言って、
水温が110℃か120℃かを越えたときに、
A/Cコンプレッサーを止める安全装置なのだが、
デルタに乗っているような人なら、
水温計もちゃんと見ているだろうし、
誤作動も多く、無くすと見た目もスッキリする。

デルタは全てが正常に機能していれば真夏でも、
エアコンを使用してもオーバーヒートすることはないが、
漠然と水温が高いようなら暑い季節が来る前に、
冷却系の点検をお忘れ無く。

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