ルノー キャトル

corsoueda2007-04-17

ウチでは絶えることなく誰かが乗り続け、
ピーク時には4台同時入庫なんてこともあったキャトル。
あまりキャトルを知らないお客さんからは
「何年式の車ですか?」とよく聞かれ、
「平成ですよ。」と答えると大概は、
「意外と新しいのですね。」と言われる。
たしか最終型が92年だったから、
見た目の割には新しいと言うことなのだろう。
とはいえ元をただせば40年ほど前の車になるので、
構造はとてもシンプル。
よって修理屋としては腕の見せ所が満載である。
ポイントギャップ、点火時期、キャブレター調整と
現在の車では電子制御で調整できないところが
調整でき、いじれば車の調子が確実に変わる!
ので、とてもやりがいがある。
もともとは農家でジャガイモなどを運ぶために開発された車。
などと話を聞いたことがあるが(ホントかウソかは知りません)、
実用車だけに意外とトラブルも少なく、
何より部品が結構ちゃんと今でも供給される!
現在の交通事情でも邪魔にはならないぐらいは十分走るし、
中東の方なんかではまだまだ現役のようでニュースなどで、
テロリストに爆破されたキャトルなどをたまに見かける。
そーいやサファリラリーなんかにも参戦していたなあ。
あっ、ちなみに写真の黄色く見えるのがシフトレバーで、
シトロエン2CVの様に手前に引いたり押したりして、
シフトチェンジします。

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