アルファロメオ 75TS クラッチ

corsoueda2009-02-05

クラッチといっても今回は、
クラッチ本体ではなく、
クラッチマスターシリンダー、
レリーズシリンダーの交換で、
症状はクラッチペダルの踏み代が毎回変わるというもの。
同時にミッションマウントも交換したのだが、
75はトランスアクスルという方式で、
エンジンは前にあるのだが、
クラッチ、ミッションは車両後方でトランクの下部にある。
なのでプロペラシャフトはエンジンと共に常に回転し続ける。
2分割になっているのだが、そのジョイント部にカップリングという、
ドーナツ状のゴムで継がれている。
フロント、センター、リア、と3個使用するのだが、
これは定期的な消耗品で劣化してくると異音や振動の原因になる。
その他にもエンジンマウント、前述のミッションマウント、ドディオンブッシュなど、
ゴム製部品の寿命が短く、すべてが定期的な点検、交換の必要がある。
リアのブレーキもインボードディスクと言って、
ホイールの中ではなく、ドライブシャフトの内側にあり、
パッド交換は調整の必要もあり経験者でないと難航する。
クラッチ交換も独特のノウハウがあるので、
75をメンテナンスに出す場合は経験のある工場に出すことをお薦めする。

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