ランチア デルタ ラジエーターサブタンク

corsoueda2011-07-06

デルタのラジエーターサブタンクは、
比較的トラブルも少なく、
あまり交換もしないパーツだが、
冷却性能の更なるアップと、
エンジンルームのドレスアップを兼ねて、
アルミでサブタンクを製作してみた。

液体と気体であれば当然、
液体の方が冷却に優れているが、
高回転、高負荷になればエンジン内部では、
ウォーターポンプで撹拌され気体は発生し、
エンジンのコンディションが悪ければ、
最も高温になるシリンダーヘッド付近で、
気体が発生してしまう可能性も出てくる。

今回製作したアルミサブタンクのポイントは、
リターンホースを通してエンジンから戻ってくる、
冷却水をまずは円筒形の箇所で渦を作り遠心力で、
出来る限り液体と気体を分離させることにある。

分離させたモノを更にもう一つの隔壁で分離させ、
出来る限り液体だけを下部のパイプから、
エンジンに送り込むというモノだ。
純正の樹脂製サブタンクも凝った構造で、
同様の事がしてあり、ランチアの拘りを感じる。

構造の確認のため切開した純正タンクだが、
凝った構造が仇となり錆等が底に溜まった場合、
完全に洗浄することは出来ない。

このアルミラジエーターサブタンクは、
16V〜Evo2まで対応で、
(Evo1等に装備されている、
チェックモニター付きの車両は、
サブタンクにクーラントレベルセンサーが、
取り付けられているので、
その機能を無くすのであれば装着可能)
ラジエーターキャップ取り付け部も、
国産車の規格なので、開弁圧も自由に選べ、
高い圧力のモノを選べば沸点も上げることが出来る。

純正同等サイズなのでボルトオンで取り付け可能。
価格39900円(税込み)


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