ランチア デルタ ラジエーターサブタンク
デルタのラジエーターサブタンクは、
比較的トラブルも少なく、
あまり交換もしないパーツだが、
冷却性能の更なるアップと、
エンジンルームのドレスアップを兼ねて、
アルミでサブタンクを製作してみた。
液体と気体であれば当然、
液体の方が冷却に優れているが、
高回転、高負荷になればエンジン内部では、
ウォーターポンプで撹拌され気体は発生し、
エンジンのコンディションが悪ければ、
最も高温になるシリンダーヘッド付近で、
気体が発生してしまう可能性も出てくる。
今回製作したアルミサブタンクのポイントは、
リターンホースを通してエンジンから戻ってくる、
冷却水をまずは円筒形の箇所で渦を作り遠心力で、
出来る限り液体と気体を分離させることにある。
分離させたモノを更にもう一つの隔壁で分離させ、
出来る限り液体だけを下部のパイプから、
エンジンに送り込むというモノだ。
純正の樹脂製サブタンクも凝った構造で、
同様の事がしてあり、ランチアの拘りを感じる。
構造の確認のため切開した純正タンクだが、
凝った構造が仇となり錆等が底に溜まった場合、
完全に洗浄することは出来ない。
このアルミラジエーターサブタンクは、
16V〜Evo2まで対応で、
(Evo1等に装備されている、
チェックモニター付きの車両は、
サブタンクにクーラントレベルセンサーが、
取り付けられているので、
その機能を無くすのであれば装着可能)
ラジエーターキャップ取り付け部も、
国産車の規格なので、開弁圧も自由に選べ、
高い圧力のモノを選べば沸点も上げることが出来る。
純正同等サイズなのでボルトオンで取り付け可能。
価格39900円(税込み)
コルソマルケホームページは引っ越しました。
よろしければ一度お立ち寄りください。
corsomarche.com