アルファロメオ 156 ショック交換
最近は部品精度も高くなり、
「修理」と言うもの自体が減少傾向だが、
足回り整備の定番メニューのショック交換。
サーキット走行まで視野に入れると、
やはり車高調整式になるのだが、
今回の156は街乗りのみで、
お子さんもまだ小さく、奥さんも運転するということで、
スプリングは交換せずに純正形状のショックのみを交換。
(ショックを交換せずにスプリングだけ交換し、
ローダウンさせるのは個人的に好きではない。)
純正形状でもメーカーにより味付けが異なるので、
後は単筒か複筒式、高圧か低圧ガス式など好みの問題になるのだが、
純正よりも若干締められたモンローは価格面でもお勧めである。
スポーツ走行派には物足りないモノかもしれないが、
そういう向きにはやはりビルシュタインなどを勧める。
昔、アルファスッドなどにモンロー製のショックを装着したのだが、
短期間で抜けてしまったりと、あまり印象が良くなかったのだが、
ここ数年、品質は向上したらしく、自分の車でも試したのだが、
ノーマルの味を残しつつ、純正よりも締まった感じが好印象で、
数年間乗った後も特に劣化を感じさせなかった。
作業は普通のストラットタイプや、旧モデルの155などから比べると、
手間がかかるが、交換作業よりも内張りを外すことの方に時間がかかってしまう。
(特にBOSE製のウーファー付きのモデル)
初めて作業したときは構造がわからず遠回りしてしまったが、
わかれば、なんてことない単純作業である。
ショックの劣化は急激にくることは滅多になく、
徐々に進行するので気づきにくい。
特に現状に不満がなくても5万キロ以上走っていて、
この先数年付き合ってゆく車なら交換してみる価値はある。
そして、その車の良さを再発見できるはずだ。
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