アルファロメオ 156 ショック交換

corsoueda2008-11-07

最近は部品精度も高くなり、
「修理」と言うもの自体が減少傾向だが、
足回り整備の定番メニューのショック交換。
サーキット走行まで視野に入れると、
やはり車高調整式になるのだが、
今回の156は街乗りのみで、
お子さんもまだ小さく、奥さんも運転するということで、
スプリングは交換せずに純正形状のショックのみを交換。
(ショックを交換せずにスプリングだけ交換し、
 ローダウンさせるのは個人的に好きではない。)
純正形状でもメーカーにより味付けが異なるので、
後は単筒か複筒式、高圧か低圧ガス式など好みの問題になるのだが、
純正よりも若干締められたモンローは価格面でもお勧めである。
スポーツ走行派には物足りないモノかもしれないが、
そういう向きにはやはりビルシュタインなどを勧める。
昔、アルファスッドなどにモンロー製のショックを装着したのだが、
短期間で抜けてしまったりと、あまり印象が良くなかったのだが、
ここ数年、品質は向上したらしく、自分の車でも試したのだが、
ノーマルの味を残しつつ、純正よりも締まった感じが好印象で、
数年間乗った後も特に劣化を感じさせなかった。


作業は普通のストラットタイプや、旧モデルの155などから比べると、
手間がかかるが、交換作業よりも内張りを外すことの方に時間がかかってしまう。
(特にBOSE製のウーファー付きのモデル)
初めて作業したときは構造がわからず遠回りしてしまったが、
わかれば、なんてことない単純作業である。


ショックの劣化は急激にくることは滅多になく、
徐々に進行するので気づきにくい。
特に現状に不満がなくても5万キロ以上走っていて、
この先数年付き合ってゆく車なら交換してみる価値はある。
そして、その車の良さを再発見できるはずだ。


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