フェラーリ 612スカリエッティ

corsoueda2009-03-23

修理で入庫した訳ではなく、
昔からのお客さんが、
最近購入したのだが、
お披露目がてら、
ウチに入庫している、
もう1台の車の部品を、
配達してくれたのである。
その、もう1台は近々紹介しようと思う。


612スカリエッティの612は、
6リッターの12気筒だからなのだが、
クラシックフェラーリは1気筒あたりの排気量によるものが多い。
スカリエッティは戦後、数々のレーシングフェラーリを手がけた、
セルジオ・スカリエッティ氏に由来するものである。


65度V型12気筒/5748cc
540ps/7250rpm
60.0kgm/5250rpm


写真で見たときには、あまりピンと来なかったデザインだったが、
日本人デザイナーの奥山清行氏が携ったデザインは、
実物を見ると、流石と思わせる美しさと存在感があった。
個人的には8気筒までのモデルが好きだが、
12気筒だとFRモデルの方が好感が持てる。
ミッドシップ12気筒はレーシングマシンのような、
走るためだけに割り切ったレイアウトでないと本領を発揮できず、
マチュアドライバーにはとても扱いきれず、
スポーツドライビングを楽しめるようには思えないからだ。
と偉そうなことを言っても、とてもフェラーリで、
スポーツドライビングを楽しむにはほど遠い身分だが・・・。

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